小学生・中学生の勉強

算数・数学・国語を中心に小学生・中学生の勉強や夏休みの宿題・おすすめの本について書いています。

円の面積・円周の求め方【公式】

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今回は小学校の算数で勉強する、円の面積・円周の求め方について書いていきたいと思います。(2020年6月20日追記しました。)

 

円周の求め方【公式】

円周の長さを求めるときには次の公式を使います。

 

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円周=直径×円周率(えんしゅうりつ)

 (円周率は小学校の算数ではふつう3.14を、中学の数学ではΠ(パイ)を使います。)

 

円の面積の求め方【公式】

円の面積を求めるときには次の公式を使います。

 

f:id:nekotohina:20180221094159p:plain

円の面積=半径×半径×円周率

(円周率は小学校ではふつう3.14を、中学の数学ではΠ(パイ)を使います。)

 

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円の面積・円周の長さを求める問題

では実際に円の面積や、円周の長さを求める問題を解いていきたいと思います。

(円周率は3.14とします。) 

 

問題①

半径が6cmの円の面積と、円周の長さを求めましょう。

 

f:id:nekotohina:20180221182144p:plain

 

《円の面積の求め方》

円の面積=半径×半径×3.14 で求められるので

この円の面積は

6×6×3.14=113.04(㎠)となります。

 

答え 113.04㎠

 

《円周の長さの求め方》

円周の長さ=直径×3.14 の公式から求めることができます。

この円の直径は、半径6×2=12cm

よって、円周の長さは

12×3.14=37.68cm となります。

 

答え 37.68cm 

 

 

問題② 

面積が200.96㎠の円の円周の長さを求めましょう。

 

《円周の長さの求め方》 

円周=直径×3.14 で求めることができますが

円周の長さを出すために、まず円の直径を知る必要があります。

この円の面積が200.96㎠であることから

円の面積=半径×半径×3.14=200.96(㎠)

半径×半径=200.96÷3.14= 64

同じ数をかけて64になるのは8。

半径が8cmとわかったので、直径はその2倍の16cm。

よって円周の長さは次のようになります。

16×3.14=50.24(cm)

 

答え 50.24cm

 

 

問題③ 

円周が43.96cmの円の直径と面積を求めましょう。

 

《円の直径の求め方》

円周=直径×3.14=43.96 であることから

この円の直径=43.96÷3.14=14(cm)

 

答え 14cm 

 

《円の面積の求め方》 

円の直径が14cmとわかったので、半径はその半分の7cm。

よって、この円の面積は半径×半径×3.14より

7×7×3.14=153.86(㎠)となります。

 

答え 153.86㎠

 

 

 

問題④

次の図形の色のついた部分の面積・周りの長さを求めましょう。

 

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《色のついた部分の面積の求め方》

1辺が5cmの正方形の中に、半径5cmの円の4分の1が入っているので、色のついた部分の面積は次のようにして求めることができます。

(1辺が5cmの正方形の面積)-(半径5cmの円の4分の1の面積)

=5×5-5×5×3.14÷4

=25-19.625

=5.375㎠

 

答え 5.375㎠

 

《色のついた部分の周りの長さの求め方》

色のついた部分の周りの長さは、正方形の2つの辺の長さと半径5cmの円の円周の4分の1の長さを足した長さになります。

よって求める長さは次のようになります。

5×2+10×3.14÷4=10+7.85=17.85

 

答え 17.85cm

 

 

【別解】

問題の図形は同じものを4つ組み合わせると、下の図のように1辺が10cmの正方形の中に半径5cmの円がぴったりと接している図形になります。

 

f:id:nekotohina:20200620133303p:plain

よって、色のついた部分の面積と周りの長さは次のようにして求められます。

面積=(1辺が10cmの正方形の面積-半径5cmの円の面積)÷4=5.375(㎠)

周りの長さ

=(1辺が10cmの正方形の周りの長さ+半径5cmの円の周りの長さ)÷4

=(10×4+10×3.14)÷4

=(40+31.4)÷4

=71.4÷4

=17.85(cm)

 

 

問題⑤

2つの円が組み合わさってできた、次の図形の色のついた部分の面積・周りの長さを求めましょう。

 

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《色のついた部分の面積の求め方》

半径8cmの円の中に半径4cmの円が入っているので、半径8cmの円の面積から半径4cmの円の面積を引くと、色のついた部分の面積になります。

よって

8×8×3.14-4×4×3.14=200.96ー50.24=150.72(㎠)

 

※上の計算は、64×3.14-16×3.14=(64-16)×3.14=48×3.14=150.72(㎠)でも計算できます。

 

答え 150.72㎠

 

《色のついた部分の周りの長さの求め方》

色のついた部分の周りの長さは、半径8cmの円の周りの長さと半径4cmの円の周りの長さを足したものになっています。

よって

8×2×3.14+4×2×3.14=16×3.14+8×3.14=50.24+25.12=75.36(cm)

 

※上の計算は、16×3.14+8×3.14=(16+8)×3.14=75.36(cm)でも計算できます。

 

答え 75.36㎝

 

~平面図形の面積・周りの長さを求める公式まとめ~

ひし形の面積・まわりの長さの求め方

台形の面積の求め方

扇形の面積・まわりの長さの求め方

平行四辺形の面積の求め方

三角形の面積の求め方

面積の求め方(公式一覧 ) 

 

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