今回は、円錐(えんすい)の体積の求め方(公式)について書いていきたいと思います。
円錐の体積の求め方【公式】
円錐の体積は、次の公式で求められます。
円錐の体積=底面積×高さ÷3
円錐の底面積は円の面積ですので、円の面積×高さ÷3で求めることができます。
⇒ 円の面積の求め方
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円錐の体積を求める問題
では、実際に円錐の体積を求める問題を解いていきたいと思います。
問題①
次の円錐の体積を求めましょう。
(円周率は3.14とします。)
《円錐の体積の求め方》
円錐の体積=底面積×高さ÷3なので
求める円錐の体積=5×5×3.14×9÷3=235.5(cm³)
答え 235.5cm³
問題②
次の円錐の体積を求めましょう。
(円周率は3.14とします。)
《円錐の体積の求め方》
円錐の体積=底面積×高さ÷3なので
求める円錐の体積=4×4×3.14×12÷3=200.96(cm³)
答え 200.96cm³
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問題③
体積が1570cm³である次の円錐の高さを求めましょう。
(円周率は3.14とします。)
《円錐の高さの求め方》
円錐の体積=底面積×円錐の高さ÷3であることから
円錐の高さ=円錐の体積÷底面積×3で求めることが出来ます。
ここで、底面積=10×10×3.14=314
よって求める円錐の高さ=1570÷314×3=15(cm)
答え 15cm
問題④
次の立体の色のついた部分の体積を求めましょう。
(円周率は3.14とします。)
《色のついた立体の体積の求め方》
色のついた立体の体積は、半径5cmの円が底面積、高さが12cmの円錐の体積(①)から、半径3cmの円が底面積、高さが6cmの円錐の体積(②)を引くことで求めることが出来ます。
①の円錐の体積=5×5×3.14×12÷3=314(cm³)
②の円錐の体積=3×3×3.14×6÷3=56.52(cm³)
よって求める体積=①の円錐の体積ー②の円錐の体積=314-56.52=257.48(cm³)となります。
答え 257.48cm³
~立体の体積・表面積を求める公式まとめ~
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