わが家では、子供が生後6カ月頃から続けてきた絵本の読み聞かせ。
いつの間にか「読んで読んで。」とせがまれるようになり、1日3冊読むのが習慣になっていました。
膝に抱っこされながら、添い寝しながら読む絵本の時間は、お子さんにとっても私たち親にとっても幸せな時間。
このように小さい頃から本と親しみ、言葉のシャワーをたくさん浴びていると、自然にお子さんの語彙は増え、言葉の感覚も養われていきます。
また、絵本の世界を通して興味の幅が広がったり、お話を聞くときには落ち着いて座っていられるようになるなど、絵本の読み聞かせを通して得られるものははかりしれません。
今回は、これまで子どもと読んできたたくさんの絵本の中から、読み聞かせにおすすめの絵本50冊をあらすじや当時の思い出などとともにランキング形式で紹介します。
お子さんに絵本をプレゼントするときや、図書館で絵本を探す際の参考にしていただけると嬉しいです。
- 読み聞かせにおすすめの絵本ランキング
- 第50位 10ぴきかえるのピクニック(3~5歳ころ)
- 第49位 いのちのまつり(5~8歳ころ)
- 第48位 かまきりのかまくん(2~4歳ころ)
- 第47位 おさるのジョージ すいぞくかんへいく(3~6歳ころ)
- 第46位 からすのパンやさん(3~6歳ころ)
- 第45位 ねないこだれだ(1~2歳ころ)
- 第44位 花さかじいさん(3~6歳ころ)
- 第43位 とらっくとらっくとらっく(3~6歳ころ)
- 第42位 おおきなかぶ(3~6歳ころ)
- 第41位 くまのこミンのおうち(3~5歳ころ)
- 第40位 わたしとあそんで(4~6歳ころ)
- 第39位 ちいさいおうち(4~6歳ころ)
- 第38位 もぐらバス(3~5歳ころ)
- 第37位 おたすけこびと(2~4歳ころ)
- 第36位 まんじゅうこわい(4~6歳ころ)
- 第35位 コんガらガっちどっちにすすむ?の本(3~5歳ころ)
- 第34位 100かいだてのいえ(3~5歳ころ)
- 第33位 そらまめくんのベッド(3~5歳ころ)
- 第32位 おばけのアイスクリームやさん(1~2歳ころ)
- 第31位 がんばれ!パトカー (2~4歳ころ)
- 第30位 ふゆめがっしょうだん(3~6歳ころ)
- 第29位 くまのがっこう(2~4歳ころ)
- 第28位 もりのなか(2~5歳ころ)
- 第27位 だるまちゃんとてんぐちゃん(2~4歳ころ)
- 第26位 どろんここぶた(3~5歳ころ)
- 第25位 ちいさなねこ(3~6歳ころ)
- 第24位 きんぎょがにげた(0~2歳ころ)
- 第23位 ぐりとぐらのおきゃくさま(3~6歳ころ)
- 第22位 あおくんときいろちゃん(2~3歳ころ)
- 第21位 おまえうまそうだな(4~6歳ころ)
- 第20位 とってください(0~2歳ころ)
- 第19位 そらいろのたね(3~6歳ころ)
- 第18位 うずらちゃんのかくれんぼ(1~2歳ころ)
- 第17位 よるくま(2~4歳ころ)
- 第16位 しずくのぼうけん(4~6歳ころ)
- 第15位 おおきな木(4~6歳ころ)
- 第14位 ペレのあたらしいふく(4~6歳ころ)
- 第13位 やさしいライオン(4~6歳ころ)
- 第12位 くものすおやぶんとりものちょう(4~6歳ころ)
- 第11位 カンカンカンでんしゃがくるよ(3~5歳ころ)
- 第10位 どうすればいいのかな(1~3歳ころ)
- 第9位 ラチとライオン(3~6歳ころ)
- 第8位 はじめてのおつかい(4~6歳ころ)
- 第7位 はらぺこあおむし(1~3歳ころ)
- 第6位 しろくまちゃんのほっとけーき(0~3歳ころ)
- 第5位 モグラくんとセミのこくん(3~6歳ころ)
- 第4位 がたんごとんがたんごとん(0~1歳ころ)
- 第3位 ぐるんぱのようちえん(4~6歳ころ)
- 第2位 どうぞのいす(4~6歳ころ)
- 第1位 しょうぼうじどうしゃじぷた(4~6歳ころ)
- まとめ
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読み聞かせにおすすめの絵本ランキング
第50位 10ぴきかえるのピクニック(3~5歳ころ)
子供が3~4歳頃によく読んでいた『10ぴきのかえるシリーズ』。
この当時、好きだった絵本には食べ物が出てくること、昆虫などの生きものや働く乗り物が出てくるこという共通点がありました。
それともう1つ、おやつを持ってピクニックに出掛けるというお話も好きでしたね。
10ぴきのかえるたちはみんな同じように見えますが、1匹1匹個性があります。
かえるたちと出掛けるピクニック、どんなことが起きるのでしょうか?
第49位 いのちのまつり(5~8歳ころ)
自分のご先祖様のうち誰か1人欠けても、自分は生まれなかった。
当たり前のようなことですが、普段の生活でこのいのちの繋がりを意識することってあまりありません。
子供にどんな風に教えていったらいいんだろうと考えていたときに、出会ったのがこの絵本『いのちのまつり』です。
わが家では5歳の頃に初めて読みましたが、この絵本は一度読んでおしまいではなく、時間をおいて繰り返し読んであげたいと思っています。
子供の年齢が上がるにつれ感じ方も変わるので、読み聞かせのたびに子供の成長も感じます。
第48位 かまきりのかまくん(2~4歳ころ)
子供が昆虫に興味を持ち始めたのを見て「これは!」と思い、図書館で様々な昆虫に関する本を借りました。
その中の1冊が、『かまきりのかまくん』です。
写真が載っている図鑑も好きでよく読んでいましたが、昆虫が主人公の絵本というのも嬉しかったようです。
こんな風に、はたらく乗り物に興味があるときにはパトカーや電車が主人公の絵本を、昆虫に興味があるときには昆虫が主人公の絵本を…というように、そのときそのとき子供が関心を持っているものが登場する本を選んであげると、自然に自分から本を探して読むようになります。
第47位 おさるのジョージ すいぞくかんへいく(3~6歳ころ)
いろんなことに興味を持って一生懸命に頑張るジョージですが、なぜかいつも失敗ばかり。
失敗した後もどうにか切り抜けようとするそんなジョージが可愛くて、 テレビだけでなく絵本を読むこともありました。
おさるのジョージはシリーズになっていて、この他にも消防車に乗ったり、学校へ行ったり、ピザを作ったりと様々なお話があります。
お子さんの興味に合わせて選んでみてはいかがでしょう。
第46位 からすのパンやさん(3~6歳ころ)
いずみがもりにある、からすのパン屋さん。
4羽の赤ちゃんが産まれてからというもの、 赤ちゃんが泣き出すとパン屋さんのお父さんは仕事の途中でも飛んで行ってあやしたり、抱いたりするので、ときどきパンは真っ黒に焦げ、半焼きになってしまいました。
お母さんがお店の掃除をしているときも、やっぱりそう。
いつしかお店は散らかったままになり、お客さんの数も減ってしまいました。
お父さんとお母さんは一生懸命に働くものの、すっかり貧乏になってしまったカラスのパン屋さん。
でも4羽の子供たちがおやつに食べていたパンがきっかけで…。
絵本の途中に出てくる、家族みんなで作ったたくさんのパン。このパンはどれも本当に美味しそうで、子供もワクワクしながら見ていました。
第45位 ねないこだれだ(1~2歳ころ)
1~2歳の頃に子供の寝かしつけに困った時期がありました。
そんなときに手に取った絵本が、せなけいこさんの『ねないこだれだ』です。
こんな時間に起きているのは誰だ?
…ふくろう?みみずく?くろねこ?ねずみ?
いいえ、夜中はおばけの時間。
なのに、あれあれ?誰か起きているよ?
第44位 花さかじいさん(3~6歳ころ)
優しいおじいさんとおばあさんと暮らしている犬のポチ。
ある日ポチが畑でワンワンと吠えるので、おじいさんが地面を掘ってみると、そこから何と大判小判が出てきました。
その様子を見ていた隣りの意地の悪いおじいさんは…。
『はなさかじいさん』をはじめとする昔ばなしには、ものごとの善悪が小さな子供たちにもわかりやすく描かれています。
絵本にも様々なものがありますが、小さい頃からこのような昔ばなしに触れ、ものごとの善悪について親子で考えることも大切だと感じています。
第43位 とらっくとらっくとらっく(3~6歳ころ)
港の倉庫から荷物を積み出発したトラック。
高速道路を走り、山を越え、遠くにある大きな町まで1日中走ります。
高速道路では観光バスが、道路の工事を行っている場所ではブルドーザーにパワーシャベル・ダンプカーなどの働く車が登場します。
終点の大きな町に到着するまでに、他にはどんな乗り物が出てくるでしょう。
『しょうぼうじどうしゃじぷた』でおなじみの渡辺茂男さん作、山本忠敬さんイラストの絵本です。
第42位 おおきなかぶ(3~6歳ころ)
おじいさんが植えたかぶ。
「甘い甘いかぶになれ。」
「大きな大きなかぶになれ。」
…というおじいさんの願い通り、かぶは甘くてとても大きくなりました。
ところが、いざかぶを抜こうとするとかぶは抜けません。
困ったおじいさんは、おばあさんと一緒にかぶを引っ張りますがそれでも抜けないのです。
おじいさんの後ろにおばあさん、おばあさんの後ろには孫、 孫の後ろには…。
次第にかぶを引っ張ろうとする列は長くなります。
みんなの力でかぶを抜くことは出来るのでしょうか?
第41位 くまのこミンのおうち(3~5歳ころ)
大好きなお兄ちゃんたちとピクニックに出かけようと、くまの女の子、ミンはお弁当作りをがんばります。はりきって作ったお弁当も完成し、ミンは楽しみにしていたピクニックに出掛けますが…。
『くまのがっこう』シリーズでおなじみの、あいはらひろゆきさん・あだちなみさんの作品。イラストの色使いがとても素敵で、読まないときも本棚に飾りたくなります。
くまのこミンはシリーズになっていて、他に『くまのこミンのふゆじたく 』や『くまのこミンのクリスマス 』などがあります。
第40位 わたしとあそんで(4~6歳ころ)
当時飼っていた猫のことがかわいくて、行くところ行くところについていき、一緒に遊ぼうとしますがなかなか思うようにいかず、逆に猫を怒らせてしまうこともあった子供にぴったりだった絵本。
一緒に遊ぼうと近づきすぎると猫は逃げていきますが、好きなように自由にさせておくとやがて猫は自分から近づいてきてくれます。
まさに主人公の女の子と同じでした。
生きものだけでなく、周りのお友だちともどんな風に関わっていったらいいのかまだわからなかった子供に、この絵本を読みながらいろいろな話をした記憶があります。
『もりのなか』でも有名なマリー・ホール・エッツの絵本です。
第39位 ちいさいおうち(4~6歳ころ)
静かな田舎で穏やかに暮らしていた小さいおうち。
春にはりんごの花が咲き、夏になると丘はひなぎくの花で真っ白になります。
このように四季の移り変わりをじっと見てきた小さなおうちでしたが、ある日、馬の引っ張っていない車をはじめて目にします。
馬車に代わり、車が行き来しはじめたのです。
それを機に、小さいおうちの周りは変化しはじめます。
丘は切り崩され、車が走るための道路が作られます。
…小さいおうちの周りはすっかり変わってしまいました。
電車が通り、ビルが建ち、人々の暮らしは便利になっていきますが、みんなせかせかと忙しそうに見えます。
そんな様子をじっと見ていた小さいおうちでしたが、やがて…。
たくさんの方たちに長く愛されてきた絵本『ちいさいおうち』。
長めの物語なので、お子さんの成長に合わせて読むといいでしょう。
第38位 もぐらバス(3~5歳ころ)
地面の下をぐねぐねと伸びるトンネル。
このトンネルを走るのはもぐらバスです。
お昼前のため、マーケットに買い物に行くお客さんでいっぱいのもぐらバスでしたが、急カーブを過ぎたところで突然急停車します。
運転手さんが確認のためバスから降りてみると、そこにあったのは何と大きなたけのこでした。
さっそく無線連絡で、もぐら建設の穴掘り係が呼ばれます。
運転手さんに事情を聞いたバスのお客さんたちは
「たけのこじゃ しかたない。」
と、たけのこを掘り出す間、のんびり待ってくれています。
やっとのことで掘り出した、大きなたけのこ。
この後いったいどうするのでしょうか。
第37位 おたすけこびと(2~4歳ころ)
『おたすけこびと』という名前から、こびとたちが何かお手伝いをしてくれるお話なのかなとは思っていましたが、本をめくってみてびっくり。
こびとたちと一緒にお仕事をしているのは、ダンプカーにショベルカーなどのはたらく車。しかもダンプカーに乗せられてていねいに運ばれているのは、なんと卵!
たくさんのこびととはたらく車。
みんなで一体何をしようとしてるのでしょう。
第36位 まんじゅうこわい(4~6歳ころ)
町内の若者が集まった宴会の席で、それぞれ自分の嫌いな生き物を教え合おうという話になりました。
「へびだ。」「たぬきだ。」「くもだ。」「こうもりだ。」
とみんなが話す中、最後に残った松つぁんは
「俺には嫌いなものなんてないよ。」
と、答えます。
そんな松つぁんでしたが、急に自分の怖いものを思い出してしまったようです。
威勢のいい松つぁんの怖いものは果たして何だろうと、みんなが一体何なのかと尋ねたところ、松つぁんは震えながら
「まんじゅう。」
と、答えます。
それを知ったみんなは…。
第35位 コんガらガっちどっちにすすむ?の本(3~5歳ころ)
「今日はどの道にする?」
次のページをめくる前には分かれ道があり、どの道を選ぶかによって起きる出来事が変わります。
そんなところが気に入って、子供が何度も何度も読んだ本。
『こんなに読んで飽きないのかな?』とも思いましたが、読むたびに新たな発見があるんでしょうね。
コんガらガっちの本はその後続編も出ましたが、そちらも子供のお気に入りでした。
第34位 100かいだてのいえ(3~5歳ころ)
ある日、トチくんのもとに手紙が届きます。
『ぼくは100かいだてのいえのてっぺんにすんでいます。あそびにきてください。』
誰から届いたのかわからない手紙でしたが、トチくんは100階建ての家に行ってみることにしました。
地図を見ながら100階建ての家に到着したトチくん。
恐る恐る階段を上ると、100階建ての家には様々な動物たちが10階ごとに住んでいることがわかりました。
ネズミさんにリスさん、それからカエルさん。
それぞれの動物たちの家には楽しそうな部屋がたくさんあります。
階段をどんどんと登っていくトチくん。
最上階の100階では誰が待っているのでしょうか?
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第33位 そらまめくんのベッド(3~5歳ころ)
ふわふわで柔らかい、そらまめくんの宝物のベッド。
そんなそらまめくんのベッドで眠ってみたいと、 えだまめくんやグリーンピースの兄弟、さやえんどうさんたちが次々とやってきますが、そらまめくんは自分のベッドを誰にも使わせようとはしませんでした。
そんなある日。
そらまめくんの宝物のベッドがなくなります。
眠る場所がなくなってしまったそらまめくんは必死に探しますが、ベッドはどこにもありません。
そのうちにそらまめくんを可哀想に思ったえだまめくんやさやえんどうさんたちが自分のベッドを貸してくれますが、やはり自分のベッドでなくてはダメなようです。
何日も何日もベッドを探し続けるそらまめくん。
そらまめくんのベッドは、いったいどこへ消えたのでしょう?
第32位 おばけのアイスクリームやさん(1~2歳ころ)
『がたんごとんがたんごとん』で有名な安西水丸さんの描かれた『おばけのアイスクリームやさん』。
『がたんごとんがたんごとん』は生後6カ月頃からよく読みきかせていましたが、『おばけのアイスクリームやさん』はそれよりも少しあと、1歳~2歳にかけてよく読んでいました。
アイスクリーム屋さんをしている、おばけのぼんちゃん。
おさるさんに会ったら「おさるさんアイス」、ねこちゃんに会ったら「ねこちゃんアイス」というようにちょっと変わったアイスを作ります。
ぼんちゃんの作るアイスに子供は目が釘づけ。
一緒に食べたつもりになって、楽しんでいました。
第31位 がんばれ!パトカー (2~4歳ころ)
街に住むみんなの安全を守る警察官。
あぶないことはないか、悪い人はいないか、パトカーに乗り見回りをしています。
そんな警察官の仕事を絵本を通してわかりやすく伝えているのが『がんばれ!パトカー』です。
駐車禁止の場所に止まっている車には注意をし、道に迷っている人には親切に教えてあげます。
穏やかに1日が過ぎるかと思いきや、最後は緊迫した場面になり子供もハラハラしながら話に聞き入っていました。
パトカーをはじめ、はたらく乗り物に興味のあるお子さんにおすすめの本です。
第30位 ふゆめがっしょうだん(3~6歳ころ)
寒い冬の日、葉が落ちた木々の木の芽を見てみると、びっくり!
木の芽はいろいろな顔に見えてきます。
こんな世界があったんですね。
この写真絵本を読んでからは、冬の日の散歩が楽しくなりました。
子供が自然界の小さな変化に関心を持つきっかけにもなった絵本です。
長 新太さんの詩はところどころに同じフレーズが繰り返されていて覚えやすく、その部分へくると子供も一緒に口ずさんでいました。
冬になると読みたくなる絵本です。
ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)
第29位 くまのがっこう(2~4歳ころ)
12匹の子ぐまたちの通う、くまの学校。
11匹の男の子たちの中に、1匹だけいるのは女の子のジャッキー。
くまたちの通う学校ってどんなところかな?
子供は、まだ行ったことのない『学校』という場所を想像しながら、楽しんで読んでいました。
『くまのがっこう』はシリーズ化されています。『くまのこミンのおうち』でも紹介した、 あいはらひろゆきさん・あだちなみさんの絵本です。
くまのがっこう グッズ は絵本ナビで
第28位 もりのなか(2~5歳ころ)
紙の帽子を被り、新しいラッパを持って、森へ散歩に出かけたぼく。
ラッパの音を聞き、楽しそうに見えたのでしょうか?
途中で出会ったライオンもぼくの散歩についてきました。
続いて出会った2匹の象の子供も、2匹の大きな茶色のクマも。
このようにして行列はどんどん長くなります。
途中でひとやすみしておやつを食べたり、ゲームをしたり。
動物たちとの楽しい時間は過ぎていきます。
そして、ぼくがかくれんぼで鬼になり、目を開けてみるとそこには…。
『もりのなか』は『わたしとあそんで』 でも紹介した、マリー・ホール・エッツの作品です。
第27位 だるまちゃんとてんぐちゃん(2~4歳ころ)
てんぐちゃんの持っているものがうらやましくなっただるまちゃん。
うちわに、 帽子、それから履物。
家に帰ってお父さんのだるまどんに話すと、だるまどんは似たようなものをいろいろ出してくれました。
でも、だるまちゃんが欲しいものとはちょっと違います。
結局、うちわはヤツデで、帽子はお椀で、履物はおもちゃのまな板で同じように作りました。
てんぐちゃんの持っているものが羨ましいだるまちゃん。
最後に欲しがったものは何でしょう?
『からすのパンやさん』でおなじみの加古里子さんの作品です。
第26位 どろんここぶた(3~5歳ころ)
お百姓さんの家にいる子ぶたは、柔らかいどろんこのなかに沈んでいくことが大好きでした。
ある朝、お百姓のおばさんは大掃除をはじめます。
家じゅうがきれいになると、気になるのは外の様子。
牛小屋も、馬小屋も、鳥小屋も、それから豚小屋と子ぶたもきれいにしましたが、おばさんは子ぶたの大好きな柔らかいどろんこまできれいに掃除してしまったのです。
ぴかぴかになったお家は、子ぶたにとってつまらない場所。
怒った子ぶたは、夜になり家を飛び出してしまいます。
第25位 ちいさなねこ(3~6歳ころ)
お母さん猫がいない間にちょっとした気持ちで、ひとりで外へ出掛けてしまった子猫。
部屋を出て、門を出て、どんどん走っていきます。
「大丈夫かな?」
と心配した通り、子猫の前には次々に思いもしない出来事が起こります。
自分の力でどうにかこうにかかわしていく子猫ですが、最後は大きな犬に追いつめられます。
まだ頼りない小さな猫と自分の子供の姿が重なり、この本を読んだ後は子供をぎゅーっと抱きしめてあげたくなる、そんな絵本です。
第24位 きんぎょがにげた(0~2歳ころ)
金魚鉢から逃げた金魚。
どこに逃げたのかな?
カーテンの中、 お花の中…今度はどこへ逃げたのかな?
カラフルな部屋のあんなところに、こんなところに、逃げたきんぎょが隠れています。
お子さんと一緒に探してみてはいかがでしょう。
第23位 ぐりとぐらのおきゃくさま(3~6歳ころ)
森で雪合戦をしていたぐりとぐら。
きつねやくまの足跡よりも大きな足跡を見つけます。
誰の足あとか調べようと、その大きな足跡のあとをついていくと、1軒の家の前に到着します。
「何だか見たことのある場所だね。」
「ここぼくたちの家じゃないか。」
2匹が家に入ってみると、家の中には誰かいるようです。
ぐりとぐらのお家の中にいたお客様は、いったい誰だったのでしょう?
第22位 あおくんときいろちゃん(2~3歳ころ)
ある日お留守番をすることになった、あおくん。
お家にいなくてはいけないのに、大好きなきいろちゃんと遊びたくなってしまいます。
家を出てきいろちゃんを探す、あおくん。
あちこち探して街角でやっときいろちゃんに会えたあおくんは嬉しくて嬉しくて、2人はくっついて緑になってしまいました。
緑になったあおくんときいろちゃん。
たくさん遊んで家に帰ると、大変。
あおくんのパパとママも、きいろちゃんのパパとママも
「みどりの子はうちの子じゃないよ。」と言います。
悲しくなったあおくんときいろちゃん。
2人はこの後どうなるのでしょうか?
『あおくんときいろちゃん』は『スイミー』や『フレデリック』でおなじみのレオ・レオニさんの作品です。
第21位 おまえうまそうだな(4~6歳ころ)
ひとりぼっちで生まれたアンキロサウルスの赤ちゃんがさみしくて泣きながら歩いているところへ1匹のティラノサウルスがやってきます。
「おまえ うまそうだな。」
と近づくティラノサウルスに、アンキロサウルスの赤ちゃんは
「おとうさーん!」
と、しがみつきました。
お父さんと信じて疑わないアンキロサウルスの赤ちゃんに、ティラノサウルスは本当のことを言えません。
はじめはアンキロサウルスの赤ちゃんのことを食べようとしていたティラノサウルスですが、共に時間を過ごすうち、次第に2人の関係は変わっていきます。
第20位 とってください(0~2歳ころ)
カメさんが「とってください。」とお願いすると、他の動物たちは小さなカメさんのために果物や花などを取ってあげます。
カメさんは「ありがとう。」と言って、それを受け取ります。
まわりの人にお願いするときやお礼を言うときにどんな言葉を使えばいいのかが、0歳~2歳頃のお子さんにもわかりやすく描かれています。
絵本にはちょっと珍しい、温かみのある版画が素敵な1冊です。
第19位 そらいろのたね(3~6歳ころ)
きつねの持っていた『そらいろのたね』と宝物の模型飛行機を交換することになった、ゆうじ。
家の庭の真ん中に種を埋め、水をまき、育て始めました。
すると土の中から出てきたのは、豆ぐらいの大きさのそらいろの家でした。
そらいろの家は少しずつ大きくなっていきます。
ひよこが入るのにぴったりの大きさになり、やがてねこやぶたが入れる大きさになりました。
水をもらい、太陽の光を浴びて、そらいろの家はどんどん大きくなっていきます。
そこへ現れたのは、はじめにそらいろの種を持っていたきつねです。
そらいろの家があの種から出来たことを知ったきつねは…。
『そらいろのたね』は『ぐりとぐら』でおなじみ、なかがわりえこさん・おおむらゆりこさんの作品です。
第18位 うずらちゃんのかくれんぼ(1~2歳ころ)
「もう いいかい。」
「まあだだよ。」
と、元気に声を出して上手に隠れますが、ふとした拍子にお互い見つかってしまいます。
楽しくかくれんぼで遊ぶうちに空からは雨が降ってきて…。
お友だちと一緒に遊ぶときのワクワクした気持ちが伝わってくる絵本。
うずらちゃんとひよこちゃんがどこに隠れているのか、お子さんと探してみてはいかがでしょう。
第17位 よるくま(2~4歳ころ)
夜中にやって来た、かわいいクマの子『よるくま』。
お母さんがいなくなったよるくまは、お母さんを探しにぼくのところへやってきたのです。
よるくまのお母さんはどこに行ったんだろう?
はちみつを買いに行ったのかな?
それとも…?
2人でお母さんを探しますがなかなか見つかりません。
はちみつやさんにも、公園にも、家にもいないお母さん。
さびしくなったよるくまは、とうとう泣き出してしまいます。
2人はお母さんを探すことが出来るのでしょうか?
第16位 しずくのぼうけん(4~6歳ころ)
村のおばさんのバケツから飛び出した、1滴のしずく。
裏庭のほこりで汚れてしまったしずくは、きれいになりたくてクリーニング屋さんへ行こうとしたり病院へと足を運びますが、なかなかきれいになることは出来ません。
その後、うっかり水の中にはまってしまったしずく。
溺れるかと思いきや、太陽に照らされ、水蒸気となり空へと上っていきます。
やがてしずくは雲になり、雨となって再び地上に戻ります。
気温が下がれば氷にもなります。
1滴のしずくが姿を変え、旅をするお話です。
第15位 おおきな木(4~6歳ころ)
少年のことが大好きだった大きな木。
少年は毎日木の下にやってきては、葉っぱを集めてかんむりを作ったり、木登りをしたり、枝にぶら下がって遊びました。
少年も木のことが大好きでした。
時間は過ぎ、小さかった少年は大きくなります。
もう木登りをしたり、一緒にかくれんぼをする年齢ではなくなった少年は、木にこう言います。
「ものを買って楽しみたいんだ。ぼくにお金をちょうだい。」
お金のなかった木は、自分の木になっているりんごを売ってお金にするように伝えます。
りんごが全て少年に運んで行かれても、木はしあわせでした。
長い間姿を見せなかった少年が次にやって来たとき、少年は
「家が欲しい。」
と言います。
家を持っていない木は、自分の枝を切り、それで家を作るようにと話します。
自分のことは考えず、少年のために…と与え続ける大きな木。
本当に少年のことを思うのなら、果たしてこれでいいのかな…と、考えさせられるお話でした。
第14位 ペレのあたらしいふく(4~6歳ころ)
成長するとともに短くなってしまったペレの上着。
ある日、ペレは自分の飼っていた子羊の毛を刈り取り、おばあさんのところへ持って行き、毛をすいてもらえないかとお願いします。
「その間、にんじん畑の草取りをしてくれるならいいよ。」
とおばあさんは言い、ペレはにんじん畑の草取りをしました。
続いて、ペレは別のおばあさんのところへいき、すいてもらった毛を糸に紡いでもらえないかとお願いします。
「その間、牛の番をしてくれるのならいいよ。」
…このようにして、 子羊の毛は糸になり、染め粉で染められ青い色になり、青い糸は布になりました。
ペレの新しい洋服が出来るまでの物語です。
第13位 やさしいライオン(4~6歳ころ)
みなしごのライオン、ブルブルは1匹の雌犬ムクムクに愛情深く育てられます。
ムクムクにしつけられ、優しいライオンに育ったブルブルでしたが、ある日都会の動物園に移されることになります。
離れ離れになるブルブルとムクムク。
その後数年が経ち、サーカスの人気者になったブルブルでしたが、夜眠るときに思い出すのはムクムクの優しい子守り歌。
ある夜、おりの中で眠るブルブルの耳にあの懐かしい子守り歌が聞こえてきました。
「お母さんだ!」
…とブルブルはおりを破り、外へと飛び出します。
街は大騒ぎになり、ライフルを持った警官隊がブルブルの後を追いかけます。
追いつめられるブルブル。
ブルブルとムクムクは以前のように、また2匹で暮らすことが出来るのでしょうか。
『やさしいライオン』はアンパンマンでおなじみの、やなせたかしさんが描かれた絵本。
アンパンマンのイメージとは違い、本の内容は深く悲しく心に響いてきます。
4歳の頃にはじめて読んだときには、子供はうっすらと涙を浮かべながら聞いていました。
小さな子供たちの心にも残る絵本だと思います。
第12位 くものすおやぶんとりものちょう(4~6歳ころ)
この絵本を初めて手に取ったとき、正直子どもには難しい内容かなと思いました。
ところが読みはじめてみると子供の反応は大変よく、続きが早く読みたいと気になっている様子。
あっという間にお話の世界に引き込まれていきました。
読んでいる私も子供と一緒に笑いながら読んだ絵本です。
ある日、お菓子の老舗『ありがたや』に届いた盗みの予告状。
困ったアリたちはくものすおやぶんに助けを求めます。くものすおやぶんとぴょんきちは、見えない敵を相手にこの問題を解決できるのでしょうか?
時代劇風の口調もすんなりと子供に受け入れられ、その後、落語絵本を読むきっかけにもなりました。
第11位 カンカンカンでんしゃがくるよ(3~5歳ころ)
男の子の多くが、小さい頃に一度は夢中になる乗り物。
消防車や救急車、パトカー、それから電車。
これらはたらく乗りものの絵本はいろいろ出ていますが、この絵本は電車…それも踏切を通過する様々な電車に視点を当てて描かれている絵本です。
「次はどんな電車がくるかな?」というワクワク感もいいんでしょうね。
電車に興味を持った時期、この絵本を大変気に入って何度も何度も繰り返し読んでいたため、最後には絵本がなくてもお話をしてあげることが出来るほどになりました。
電車好きなお子さんには特におすすめです。
第10位 どうすればいいのかな(1~3歳ころ)
「シャツは着るもの?それとも履くもの?」
「パンツは着るもの?それとも履くもの?」
渡辺茂男さんのくまくんシリーズの中でも、子供がお気に入りだったのはこの絵本『どうすればいいのかな?』です。
わが家では子供が2~3歳の頃によく読んだ絵本ですが、くまくんが失敗するたびに、
「ちがうよ~。」
と正解を教えてあげている様子が、小さいながらもちょっと頼もしく見えました。
失敗しても子供が自分で正解を見つけるまでは、親はこんな風にゆっくりと待ってあげたい…そんなことに気づく絵本です。
第9位 ラチとライオン(3~6歳ころ)
この絵本は、怖がりだった男の子のラチがライオンと出会い、少しずつ少しずつ強くなっていくお話です。
ラチの弱い心や体を鍛え、見守ってくれるライオン。
このライオンと一緒に過ごすうちに、ラチは以前とは見違えるほどに強くたくましくなりました。
わが家の子供は、『ラチとライオン』を読むたびにラチの姿と自分の姿を重ねていました。
「自分もラチのようになりたいな。」と憧れながら何度も繰り返し読んだ絵本。
絵もとても素敵です。
第8位 はじめてのおつかい(4~6歳ころ)
絵本を読むうちに、自分がみいちゃんになって、はじめてのおつかいに出掛けているような気持ちになってくる絵本。
お店までの風景も、みいちゃんの不安な気持ちも丁寧に描かれているので、まだおつかいに出かけたことのないお子さんも感情移入し、胸をドキドキさせながらお話を聴くことでしょう。
大人にしたら短い距離でも、小さな子供たちにしてみればとても遠くに感じます。
はじめてのおつかいは、まるで冒険に出掛けているよう。
絵本の世界に、ぐいぐいと引き込まれていくお話です。
第7位 はらぺこあおむし(1~3歳ころ)
大好きな絵本に選ばれることも多い『はらぺこあおむし』。
たくさんの方に長く愛されている絵本の1つです。
わが家でこの絵本を購入した当時、子供はまだ1歳。
お話の内容についてどのくらい理解していたかはわかりませんが、絵本の中に登場する穴にまず興味を示していました。思わず手が伸びてしまうんでしょうね。
子供の目を惹きつけるカラフルなイラスト。
次々に登場する美味しそうな食べ物が嬉しいようで、本棚から探しては
「読んで!」
と、自分からよく持ってきました。
絵本の読み聞かせをはじめるのも、まずは興味を持つことから。
小さなお子さんが絵本を読む楽しさを知るにはぴったりの絵本です。
第6位 しろくまちゃんのほっとけーき(0~3歳ころ)
わかやまけんさん作の『こぐまちゃんえほん』の中では子供が一番お気に入りだった絵本。1歳になるかならないかという頃にプレゼントした本ですが、ホットケーキを焼く場面になると決まって嬉しそうに足をぴょんぴょんとさせて喜んでいたのを思い出します。
穴がぷつぷつとあき、少しずつ焼けていくホットケーキの様子が小さな子どもたちにもわかりやすく描かれていて、香ばしい香りまでしてきそうです。
おいしいホットケーキを作った後は、後片づけも。
食べておしまいではなく、後片づけの場面まできちんと出てくるところがいいですね。
わかやまさんの描かれる絵柄はとてもかわいらしく、飾っておきたくなる絵本です。
第5位 モグラくんとセミのこくん(3~6歳ころ)
土の中で暮らすモグラくん。
ある日、土を掘り散歩をしていると向こうからも同じように土を掘る音が聞こえてきました。
やってきたのはセミのこくん。
迷子になり、お腹がぺこぺこになったセミのこくんをモグラくんは自分のお家に案内します。
かぼちゃのおまんじゅうにたんぽぽのお茶。
この日から2人は一緒に暮らすことになりました。
追いかけっこをして遊んだり、ごちそうを作ったり。
春も夏も秋も冬も2人で楽しく暮らしていました。
夏のある日。
「息が苦しい。」
と、セミのこくんが言い出します。
そうです。
…ついにセミのこくんがセミになるときが来たのです。
第4位 がたんごとんがたんごとん(0~1歳ころ)
子供が生後6カ月になる頃に、『ぶーぶーじどうしゃ』や『いいこでねんねできるかな』とともに生まれて初めてプレゼントした絵本。
がたんごとんがたんごとんという電車の走る音のリズムが楽しいようで、
「はい、おしまい。」
と読み終わるたびに
「あー!あー!(もう1回読んで!)」とせがまれました。
読まないといつまでも
「あー!あー!」と続くので、何回繰り返し読んだかわかりません。
電車に積まれて運ばれてくるりんごやバナナ。
電車の終点は想像もしていなかった意外な場所で、私も思わずにっこりとしてしまいました。
作者の安西水丸さんの絵本では、『おばけのアイスクリームやさん』もおすすめです。
がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)
第3位 ぐるんぱのようちえん(4~6歳ころ)
ひとりぼっちで暮らしていた、象のぐるんぱ。
働きに出ることになったぐるんぱでしたが、ビスケット屋さんで働いても、お皿作りをしても、靴屋さんへ行っても、どこへ行っても「もう けっこう」と言われます。
張り切って仕事をしているのに、ぐるんぱにぴったりの仕事は、なかなかありません。
しょんぼりしていたぐるんぱでしたが、12人の子供を持つお母さんに出会います。
これがきっかけになり、ぐるんぱは自分の居場所を見つけるのです。
悲しそうだったぐるんぱの表情が最後は明るくなり、読んでいる子供もホッとしていました。
第2位 どうぞのいす(4~6歳ころ)
うさぎさんが作った椅子。
この椅子の横には『どうぞのいす』と立札がありました。
はじめにやってきたろばさんは、どうぞのいすを見つけると持っていたどんぐりを椅子の上に置いてひと休み。
ろばさんがウトウトと眠っている間に、『どうぞのいす』には動物たちが次々に訪れます。
ろばさんの次にやってきた来たくまさんは、「どうぞならば…。」と勘違いして椅子の上のどんぐりを全部食べてしまいます。
でも空っぽにしてしまっては申し訳ないと思い、次にやってきた人のために自分の持っていたはちみつの瓶を置いていきます。
このようにして、ろばさんが眠るどうぞのいすの近くでは、動物たちが現れてはくまさんと同じようにしていくんですね。
最後にろばさんの目が覚めたとき、椅子の上にあったものは…?
みんながこんな風に他の人のことを想像し思い合えば、温かい世の中になるんだろうなと思える1冊です。
『どうぞのいす』には続編のような絵本、『ごろりんごろんころろろろ』 があり、どちらも読むたびに心が温かくなる絵本です。
第1位 しょうぼうじどうしゃじぷた(4~6歳ころ)
町の消防署のすみっこにいる、ジープを改良して作られたちびっこしょうぼうしゃのじぷた。
じぷたは働き者ですが、 なかなか出番はありません。
火事があると呼ばれるのは、はしご車ののっぽくんと高圧車のぱんぷくん、それから救急車のいちもくさんばかり。
じぷたには誰も興味を示しません。
のっぽくんやぱんぷくん、いちもくさんに馬鹿にされ、『ぼくにだって出来るんだぞ。』と悔しがるじぷた。
そんなある日。
消防署の電話が鳴り響きます。
山小屋の火事です。
放っておけば山火事になるかもしれません。
署長さんはいつものように3台に出動命令を出そうとしますが、今回の山火事はこの3台では難しいことに気がつきます。
署長さんから出動命令を出され、消防士のおじさんたちとともに現場へと急ぐじぷた。
果たして山小屋の火事を無事に消火することはできるのでしょうか。
みんなそれぞれに得意なこともあれば不得意なこともあります。
じぷたの絵本を読みながら、子育てにおいても悪いところばかりに焦点を当てずに子供のいいところを見つけそれを伸ばしてあげたいと感じました。
まとめ
今回は読み聞かせにおすすめの絵本ランキングということで、就学前のお子さんたちにおすすめの絵本を50冊紹介しました。
絵本選びで迷ったときの参考にどうぞ。
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