書籍
5年生になりしばらくして学校に来なくなった仁菜。 副担任の先生に振られたのがショックで登校拒否になったのではないか? 幼なじみの玄太の耳にもそんな仁菜のうわさが届く頃、何も知らない仁菜は小さな段ボールを抱えて玄太の家の前に現れます。 ダンボー…
仕事のため、泊まりがけで出かけることになったお母さん。 その日スタンリーは宇宙船で地球を飛び立ち、火星へと向かいました。 しばらくして、スタンリーの家に戻ってきた宇宙船。 宇宙船の中から出てきたのは、小さな火星人でした。 今回は、2019年の第65…
「おねえちゃんなんか、だいきらい」 いばりんぼうで食いしん坊でケチで嘘つきなおねえちゃん。 おねえちゃんに対する不満がたまっていたサキに魔女が20円で売ったのは『のろいアメ』という、聞いたことのないアメでした。 誰かの悪口を10個言いながら混ぜる…
「将来の夢」について聞かれたとき、すぐに自分の夢について話せる人はどれくらいいるでしょう。 『和菓子のアン』の主人公、梅本杏子もその1人。 高校を卒業する時期になっても、その先のことについては白紙のまま決まりません。 そんな杏子のことを心配す…
小学生になると国語の時間に勉強するようになる、ことわざや慣用句。 昔から使われてきたことわざや慣用句には、短い言葉の中にも深い意味があり、生きていくうえで役に立つ教えを学ぶことが出来ます。 今回はことわざや慣用句をこれから勉強しようという幼…
「これだ。」と思える仕事に、一体どれだけの人がめぐり合えるでしょう。 したいこともなく、このまま高校をなんとか卒業し、就職先を見つけて生きていければいいと考えていた17歳の高校生、外村(とむら)。 高校のグランドピアノの調律に訪れた調律師:板…
読書感想文を書くために読む本、読書の時間に読む本。 本を選ぶのって意外と難しいですね。 今回は中学生のみなさんが本を選ぶ際の参考になればと、最近話題の人気の本から、私が実際に読んで良かった本まで、文庫本で読めるおすすめの本をランキング形式で…
ひょんなことから宝くじが当たり、突然一男のもとに降って湧いた3億円という大金。 ネットで調べる情報では、この大金を手にした人間の身にはその後悲劇ばかりが起きているようす。 不安になった一男はお金と幸せの答えを探すため、 大学生のときに別れて以…
あなたの未来がわかるって言ったら、どうする? 勇気を出して声をかけたあの日。 もし、このことがわかっていたなら…。 今回は、七月隆文さんの書かれたおすすめの恋愛小説『ぼくは明日、昨日のきみとデートする 』を紹介したいと思います。 『ぼくは明日、…
イギリスのパドルビーという小さな町で人間のお医者さんをしていたドリトル先生。 動物好きの先生は、動物たちの言葉を話せるようになり、やがて動物のお医者さんになりました。 世界中の動物たちの間で有名になったドリトル先生のもとに、ある日、『アフリ…
昭和31年。 南極観測船『宗谷』が日本を出発するとき、南極に犬たちだけを残して来なければならなくなるなんて誰が想像したでしょう。 やむにやまれぬ事情があったとはいえ、それは南極で1年を共に過ごしてきた第1次越冬隊の隊員たちにとって、とてもつら…
来週一週間、私のお弁当を作ってくれない? 私の一週間のランチのコースと取り替えっこするの。 職場の上司、アッコ女史からの有無を言わさない口調に、気がつくと交渉は成立。 昨日恋人に振られたばかりの三智子でしたが、悲しみに浸る暇もありません。 月…
人間は完璧ではありません。 それは頭ではわかっていることですが、世界的に有名で偉人と言われる人たちはやはりどこか自分とは違う人なのではないか…そんな風に思っていました。 野口英世の伝記は、私がこれまで持っていた偉人と呼ばれる方たちに対するイメ…
信頼していた顧問の先生が異動になり、新しく顧問になったのは陸上のことも駅伝のこともわからないという未経験の先生。 引き締まっていた陸上部の雰囲気は一変し、それまで全員でやっていたグラウンド整備に出てくる部員の数は減ってしまいます。 それに加…
わが家では、子供が生後6カ月頃から続けてきた絵本の読み聞かせ。 いつの間にか「読んで読んで。」とせがまれるようになり、1日3冊読むのが習慣になっていました。 膝に抱っこされながら、添い寝しながら読む絵本の時間は、お子さんにとっても私たち親に…
子供と小さい頃に読んだ絵本。 子供の成長とともに読む本は変わっていき、本棚の中に並ぶ本も大人びていきます。 そんな中でもずっと手元に残しておきたい本があります。 今回はそんな絵本の中から、何度も繰り返し読んだおすすめの絵本『しょうぼうじどうし…
新潮文庫の『キュンタ大作戦!』、ご存知ですか? キュンタ大作戦って? 2つおりキュンタしおり 抽選で当たる純金キュンタしおり 新潮文庫の100冊『キュンタ大作戦!』に感謝 キュンタ大作戦って? 新潮文庫の100冊フェアを開催している書店で、新潮文庫の…
もう少しこのままみんなと歩いていたいな。 いつしか自分も高校生に戻り、北高の生徒になっていました。 恩田陸さんの著書、『夜のピクニック 』。 今回は中学生や高校生の読書感想文の本におすすめしたい、第2回本屋大賞受賞作でもあるこの本を読んだ感想…
お子さんの夏休みの読書感想文の宿題は終わりましたか? この宿題は本を選ぶところからはじまりますが、本の選び方がうまくいかないと最後まで読み切れずに途中で本を変更するということにもなり、思ったよりも時間を要してしまいます。 どんな物語かわかっ…