4月に小学校へ入学されるお子さんをお持ちの保護者のみなさん。
お子さんの入学式の日が近づいてきましたね。
この時期は幼稚園や保育園の卒園式が近いため、卒園準備と小学校の入学準備が重なります。
小学校の入学準備は少しずつ始めておくと安心ですが、先走って用意してしまうと失敗してしまうものもあります。
今回は、小学校の入学までに準備しておきたいものやその注意点について書いていきたいと思います。
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【小学校の入学準備】入学式までに用意したいものと注意点
年が明けたころからお店では小学校に入学するお子さん向けに特設コーナーが設置されます。
このようなコーナーに足を運ぶと、早く学用品を用意しなくてはいけないような気持ちになりますが、お子さんの学用品については自分たちで判断して先に購入してしまうと、学校指定のものがあることが多いので注意が必要です。
買い直すのは非常にもったいないので、小学校でお子さんが使う学用品については、お子さんの通われる小学校の入学説明会での説明を受けてから購入する方が間違いありません。
必要なものをリストにして渡してくださることが多いので、それを確認しながら1つ1つ用意すれば買い忘れも防げます。
入学説明会は各小学校によって日程は異なりますが、入学する年の1月~3月頃に開かれることが多いです。
(なかには説明会は開かず、入学までに用意するものを書類にして送ってくださる小学校もあります。)
入学間近になってもこのような連絡がない場合は、お子さんの通われる予定の小学校に確認してみるといいでしょう。
ランドセル
学校指定のカバンがある場合は学校指定のものを用意しますが、そのようなものがない場合は自分たちでランドセルを用意することになります。
ランドセルの色やデザインに指定がないか確認し、実際に使うお子さんと相談しながら選ぶといいでしょう。
ちなみに男の子に人気のある色は、ブラックやブルー系の色。
たまにブラウン系の落ち着いた色のランドセルを背負う男の子を見かけますが、この色もなかなかきれいです。
女の子に人気の色は、ピンク系、ブラウン系、サックス系の色。
最近は昔からあるレッドでもピンクに近い色が出ています。
ピンクとひと言でいってもメーカーにより何色かあり、また刺繍の施されているものもあったりで、女の子のランドセル選びは時間がかかるかもしれませんね。
ランドセルを選ぶ際の注意点としては、6年間使うので先のことまで考えること。
お子さんが6年生になった頃にも飽きずに使えそうな色か、学校に着ていく服装に合いやすい色かなど。
私たち親世代が子供の頃と比べると、色やデザインが豊富になった今のランドセル。
種類が多いだけに選ぶのは逆に大変だと思いますが、迷ったときにはこんな点に目を向けてみるといいと思います。
鍵盤ハーモニカ
幼稚園・保育園によっては鍵盤ハーモニカ(ピアニカ・メロディオンなどの商品名で呼ばれることもあります)を指導しているところもあり、小学校入学前にすでに自分のものをお持ちのお子さんもいらっしゃると思います。
小学校入学時に用意するものの中に鍵盤ハーモニカがあった場合、お子さんの使われてきたメーカーのものと小学校で指定されたメーカーのものが異なる…ということもあります。
まだ十分使える場合は、買い直すのももったいないので小学校に相談されてみるのがおすすめ。
必要な鍵盤の数など授業をするうえで差し支えがなければ『メーカーが異なっても大丈夫』だと言っていただけることもあるので、買い直す前にまずは相談してみるといいと思います。
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国語辞典・漢字辞典
国語辞典や漢字辞典は小学校で全児童が同じものを一括購入することが多いので、 あらかじめ用意せず、まずは学校からの説明を受けましょう。
ただ小学校で使う国語辞典は学校に置きっぱなしになることが多いため、自宅で勉強する際には自宅用の国語辞典・漢字辞典が必要になることも。
小学校に入学したばかりのお子さんにどんな辞典を選んだら良いのか迷われるという方には、こちらの記事がおすすめです。
鉛筆・ノート・筆箱などの筆記用具
ノートについては、学年により使うノートが変化していきます。
はじめは1マスのサイズが大きいもの、幅が広いものを使いますが、お子さんが成長するにつれて小さなマスに字が書けるようになるので、学年が上がり新学年になるごとに教科ごとに指定されたノートを用意することになることが多いです。
そのため数多く用意してしまうと、使いきらないうちに違うノートを使うことになります。
わが家でも余分に買いすぎて失敗してしまったことがあるので、様子を見ながら買い足していくのがおすすめです。
鉛筆、定規、筆箱などについては子供たちが授業に集中するよう、小学校によっては出来るだけシンプルなものを揃えるようにと言われることがあります。
この時期、入学準備のための特設コーナーに行くとその辺も考慮されているのか、シンプルなデザインの筆箱や定規も豊富に取り揃えられています。
小学校からいただく書類を確認し、買い忘れのないようにチェックしながら揃えていくといいでしょう。
筆記用具を揃える際に1つ注意したい点は、鉛筆です。
実際にお子さんの鉛筆を使ってみるとわかりますが、鉛筆はメーカーによって書きごこちが異なります。
金額やデザインで選んでしまうと、中には芯が折れやすい鉛筆もあるので注意が必要です。
いろいろなものを試したうえで、お子さんにあった鉛筆を探してみるのがいいでしょう。
制服
制服のある小学校の場合、ブラウスやワイシャツ、靴下はどのくらい用意した方がいいでしょう?
洗濯をしてアイロンをかけることを考えた場合、最低3枚はあるとよいのではないでしょうか。
3枚のローテーションなら、お子さんがその中の1枚を着ている、もしくは洗濯している間に他の2枚のアイロンかけがどうにか出来ます。
学校へ行くのが月曜日から金曜日までと考えると、土日のお休みの間に1回、週の半ばに1回、まとめてアイロンかけをするだけで大丈夫なので、最低3枚はあると助かります。
これを2枚でローテーションしようとすると、毎日のように洗濯とアイロンかけをしなくては次の日に着ていくものが間に合わなくなるので、仕事をされている方や、時間のやりくりが大変な方にとっては負担になります。
1枚の差ですが、長い目で見るとこの差は大きいかなと感じます。
手提げバッグ・上履き入れなど
すでに完成したものが市販されているので、いざとなったら買ってしまおう…と考えていらっしゃる方も多いと思いますが(私もそうでした)、手提げバッグと上履き入れなどについては小学校によってサイズの指定があり、市販のものが使えないというケースがあります。
その場合は大変です。
布選びからはじめなくてはならないので、入学準備のなかでも時間がかかる作業になります。
ただ通学用のグッズについてはこのような手芸用の本がありますので、こういったものを参考にすると指定のサイズでも作りやすいと思います。
名前つけ
小学校の入学準備で忘れてはいけないのが、名前つけ。
筆箱・消しゴム・鉛筆・ノートに始まり、お父さんお母さん泣かせの算数セットまで。
お子さんの持ち物1つ1つに名前を書くのは時間のかかる作業です。
私も何日かに分けて行いましたが、共働き世帯などで時間のない方も中にはいらっしゃると思います。
小学校の入学準備の中でも名前つけは比較的手伝ってもらいやすいものなので、そういう方は夫婦で手分けをしたり、近くにおじいちゃん・おばあちゃんがいらっしゃれば協力していただくと負担が減ります。
字に自信がないという方や、仕上がりを気にされる方は市販のお名前シール やテプラ などを使うという方法もあります。
これならみんなで手分けをして名前つけをしても、同じ仕上がりになりますね。
ちなみに市販のお名前シールには、算数セット用 に作られたものもあり、おはじきや数え棒など細かいものへの名前つけもこれを使うときれいに出来ます。
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セレモニースーツ
入学式に同席する保護者
入学式の服装は、女性の場合、晴れやかなイメージの明るめの色のものが好まれているようです。
お子さんの入学式に合わせて新しいものを購入される場合は、入学式後も着まわしやすいデザインのものを選ぶのがおすすめです。
すでに持っている服と合わせやすい色や形のものを選ぶと、違ったイメージで授業参観やその他の行事の際にも着ていくことが出来ます。
ただ、お子さんの小学校入学時には経済的にも負担がかかりますので、すでに持っているスーツやワンピース等がある場合は、それを活用するのもいいと思います。
スーツの場合は中に着るブラウスや、コサージュ、ネックレスなどを変えるだけでも雰囲気が変わります。
お店で店員さんに相談してみると、素敵なアイデアがいただけることも。
子供用のセレモニースーツ
お子さん用のセレモニースーツは、男の子用も女の子用も大人顔負けにおしゃれなものが店頭に並んでいますね。
お子さんのセレモニースーツを選ぶ際は、試着可能であれば実際に着てみるのがおすすめです。
見たときのイメージとお子さんが実際に着たときのイメージが一致することもあれば、そうでないことも。
気になるスカート丈やズボンの丈を確認するうえでも、一度試しに着てみた方がいいでしょう。
直接お店で探す時間のない方には、ネットで注文できるキッズフォーマル専門のCHOPIN がおすすめです。
大手百貨店や量販店でも販売されている老舗メーカー。
おしゃれな入学式用のスーツが見つかると思います。
学習机
お子さんの小学校入学を前に、購入しようかどうしようかと迷っていらっしゃる方も多い学習机。
子供の学習机についてはこちらの記事にも書きましたが、入学するタイミングで必ずしも購入しなくていいような気がします。
…というのも、わが家の子供はみんなが集まるリビングで勉強することが多く、学習机はずっと使われないまま。
もったいないのでわが家では本人が使いたくなるまでは、一時的にパソコン用のデスクとして使用しています。
小学校入学の際には出費も多いので、迷っていらっしゃる方は時期をずらして購入するというのも1つの方法。
もう少し大きくなったときに、大人っぽいデザインのものを選ぶというのも良いのではないでしょうか。
入学祝いのお返しに
小学校の入学祝いにおじいちゃん・おばあちゃんからお祝いをいただくことがあります。
気持ちだけでもお返しをしたい。
そんなときに、おすすめしたいのがフォトブック です。
お子さんの幼稚園・保育園の卒園式や、小学校の入学式の写真を厳選し、1冊のフォトブックにしてプレゼント。
何度も見返したくなるようで、わが家でも両方の祖父母にプレゼントしたところ大変好評でした。
インターネットで手軽に作れるので、七五三や卒園式・入学式・運動会など、大きな行事の際に作っておくと記念にもなり、また溜まったままになっている写真の整理にもなります。
まとめ
今回は小学校への入学を控えているご家庭向けに、入学式までに準備したいものと注意点を書きました。
揃えるものが多いので経済的なご負担も多いと思いますが、節約できるところは節約しながら上手く乗り切っていきたいですね。
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