ひらがなで書いたときには同じ読み方でも、漢字にすると違う漢字になるものがあります。
例えば
- 犬の鳴き声をきく
- 音楽をきく
- 融通(ゆうずう)がきく
- 頭痛にきく
どれも「きく」と読み、ひらがなでは同じように書きます。
でも、これを漢字にするとどうでしょう?
- 犬の鳴き声を聞く
- 音楽を聴く
- 融通が利く
- 頭痛に効く
同じ「きく」でもまったく違う漢字になりますね。
この違いは何でしょう?
「聞く」「聴く」「効く」「利く」の違いは?
「聞く」「聴く」「効く」「利く」、それぞれの意味と使い方を図にまとめてみました。
これを見ると「聞く」と「聴く」では似ていますが、物音や動物の鳴き声など自然に耳に入ってくる音に対しては「聞く」を、耳を傾けて注意深く聞く音に対しては「聴く」というように使い分けがされているのがわかります。
それぞれの意味と使い方の例を見ながら、みなさんも自分たちでそれぞれ例文を考えてみてくださいね。
【同じ読み方の漢字】
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