小学生・中学生・高校生の勉強

算数・数学・国語を中心に小学生・中学生・高校生の勉強や夏休みの宿題・おすすめの本について書いています。

ことわざと慣用句の覚え方

小学生になると国語の時間に勉強するようになる、ことわざや慣用句

昔から使われてきたことわざや慣用句には、短い言葉の中にも深い意味があり、生きていくうえで役に立つ教えを学ぶことが出来ます。

今回はことわざや慣用句をこれから勉強しようという幼児から小学生向けに、おすすめの本やかるたを紹介したいと思います。

 

 

 

 

幼児~小学校低学年向け

幼児から小学校低学年のお子さんがことわざや慣用句を覚える場合、その意味まで一度に理解させようとすると、小さなお子さんはたいてい嫌がります。

この年齢のお子さんに教える際には、意味は後からゆっくり覚えていけばいいので、まずは興味を持たせること。

日頃から耳にすることわざや慣用句の数を増やしてあげることが大切です。

それには家庭内の会話の中で、普段から意識してことわざや慣用句を使うようにするのがおすすめ。

お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんが日常的に使っていると、話の流れの中から自然と意味を察するようにもなります。

 

ことわざかるた

ことわざは、遊びを通じて覚えることも出来ます。

おすすめなのは、ことわざかるた。

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日本のことわざかるた ([かるた])

 

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わが家でも子どもと何度も遊んだこのことわざかるたには、『頭隠して尻隠さず』、『石の上にも三年』、『馬の耳に念仏』、『海老で鯛を釣る』といった、誰もが知っている有名なことわざがたくさん登場します。

 

ちなみにかるたのイラストは、お子さんたちにとっては小さなころから絵本で馴染みのある、いもとようこさん。

さるかにがっせん (いもとようこの日本むかしばなし)

さるかにがっせん (いもとようこの日本むかしばなし)

 

 

 

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見ているだけでホッとし、心が温かくなるようなイラストです。

 

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絵札の裏には、ことわざの意味とその使い方も掲載。

興味が出てきたら、そのタイミングで読んであげるといいですね。

 

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わが家では小学校入学前に祖父からプレゼントされ、それ以来何度も繰り返しこのかるたで遊んできました。

はじめは全くことわざの意味もわからずに遊んでいましたが、絵札からその意味を想像するようになったり、また興味のあることわざについては自分からその意味を私たちに聞いてくるようにもなりました。

このように、『これ知ってる!』『聞いたことがある!』ということわざが増えると、国語でことわざを勉強する際にもすんなりと入っていけますので、小さなお子さんとはまずはこのように楽しくことわざと親しんでみるといいでしょう。

日本のことわざかるた ([かるた])

日本のことわざかるた ([かるた])

 

 

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小学校中学年~小学校高学年向け

小学校中学年から高学年のお子さんがことわざや慣用句を覚えるのにおすすめなのは、ドラえもんの学習シリーズの本です。

 

ことわざ辞典【ドラえもんの学習シリーズ】

先ほど紹介したことわざかるたと比べると、掲載されていることわざの数がぐっと増える、ドラえもんのことわざ辞典。

学校で覚えることわざの数が増えてくる小学校中学年から高学年のお子さんにぴったりの本です。

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ドラえもんの国語おもしろ攻略 ドラえもんのことわざ辞典[改訂新版] (ドラえもんの学習シリーズ)

 

『青菜に塩』、『青は藍よりいでて藍より青し』、『秋の日はつるべ落とし』、『後足で砂をかける』など、後ろの索引に載っている『あ』からはじまることわざだけでも全部で36個。

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どんなときにどのように使ったらよいのかがお子さんにもわかるよう、4コマまんがでことわざの意味や使い方を紹介しています。

宿題やテストでも問われることの多い、類句や対句も掲載。

いたる所にドラえもんをはじめ、のび太スネ夫ジャイアン、しずかちゃんなど、お子さんたちに親しまれているキャラクターが登場するので、マンガを読む感覚でことわざの勉強ができる、そんな本です。

ドラえもんの国語おもしろ攻略 ドラえもんのことわざ辞典[改訂新版] (ドラえもんの学習シリーズ)

ドラえもんの国語おもしろ攻略 ドラえもんのことわざ辞典[改訂新版] (ドラえもんの学習シリーズ)

 

 

 

ことば事典【ドラえもんの学習シリーズ】

小学校中学年から高学年のお子さんにおすすめしたいもう1冊は、先ほどの『ことわざ辞典』と同じ、ドラえもんの学習シリーズから出ている『慣用句びっくり ことば事典』です。

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ドラえもんの国語おもしろ攻略 慣用句びっくりことば事典 (ドラえもんの学習シリーズ)

 

慣用句には体に関するものがよく登場しますが、この本では頭・顔・耳・目など体に関係する慣用句は部分ごとにまとめてあるので、例えば目に関する慣用句を探したい場合にもすぐに探すことが出来ます。

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『目がきく』、『目がくらむ』、『目が肥える』、『目がさえる』、『目が高い』、『目が早い』 、『目にもの見せる』など…掲載されている目に関する慣用句だけでも42個。

4コマまんがの数は『ことわざ辞典』と比べると少ないですが、慣用句の意味がひと目で伝わるイラストが豊富なので、お子さんたちには読みやすく親しみやすい本になっています。

ドラえもんの国語おもしろ攻略 慣用句びっくりことば事典 (ドラえもんの学習シリーズ)

ドラえもんの国語おもしろ攻略 慣用句びっくりことば事典 (ドラえもんの学習シリーズ)

 

 

 

まとめ

今回は幼児から小学生のお子さん向けに、ことわざと慣用句の覚え方について書いてみました。

耳で慣れるまでは難しく感じることわざや慣用句ですが、かるたや本を通じお子さんたちが少しでも楽しく勉強できるといいですね。

私たち親も、子供の頃には覚えきれていなかったことわざや慣用句を、この機会にお子さんと一緒にもう一度勉強し直してみるのもいいでしょう。

 

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