小学生・中学生・高校生の勉強

算数・数学・国語を中心に小学生・中学生・高校生の勉強や夏休みの宿題・おすすめの本について書いています。

1トンは何キログラム?【重さの単位変換】

f:id:nekotohina:20200402214818j:plain

今回は小学校の算数で学ぶ、重さの単位変換について勉強します。

長さの単位変換についてはこちらをどうぞ。

www.study.hanatooyatsu.com

 

単位変換とは?

重さを表す単位には『t(トン)』、『kg(キログラム)』、『g(グラム)』、『mg(ミリグラム)』があります。

生まれたばかりの人間の赤ちゃんの体重はおよそ3000gと言われていますが、3000gは『kg』で言いかえると「3kg」になります。

このように同じ重さのものを違う単位に置きかえる勉強を、重さの単位変換(たんいへんかん)では行います。

スポンサードリンク 

 

 

1トンは何キログラム?

重さの単位変換をするうえで覚えておきたいのは次の3つ。

1t=1000kg

1kg=1000g

1g=1000mg

これらは基本なのでがんばって覚えましょう。

 

表にすると次のようになります。

たてに並んでいるところは、等しい関係になっています。

たとえば黄色の列を見ると「0.001t=1kg=1000g=1000000g」であることがわかります。

また黄色の列を左にいくと10倍、100倍、1000倍に、黄色の列を右にいくと10分の1、100分の1、1000分の1になっていて、他の列も同じようにたてに並んでいるところは等しい関係になっています。

f:id:nekotohina:20200406222432p:plain

この表を使うと、単位変換が簡単になります。

たとえば「0.3tは何kgか?」と聞かれたとき、黄色の列よりも左に2つ目の列を見ると

「0.1t=100Kg=100000g=100000000mg」なので

0.3t=0.1t×3=100Kg×3=300Kg

と答えることができます。

また「50gは何kgか?」と聞かれても、右から2つめの列を見ると

「0.00001t=0.01kg=10g=10000mg」なので

50g=10g×5=0.01kg×5=0.05kg

とわかります。

 

表を覚えるときは全部覚えようとすると大変なので、覚えやすい列を1つ覚えるのがおすすめです。

その列を10倍、100倍、1000倍、もしくは10分の1、100分の1、1000分の1にすることで他の列の数字は出ますので、1つの列から表を書けるようにしておくと役立ちます。

スポンサードリンク 

 

 

単位変換(重さ)の問題練習

では実際に単位変換の問題練習をしていきたいと思います。

問題①

次の重さを( )の中に書いてある単位で表しましょう。 

(1)60g(mg)

(2)0.25t(kg)

(3)327kg(t)

 

(1)60gを「mg」にする問題です。

60g=10g×6であることから、単位変換表の黄色の列を見ると

f:id:nekotohina:20200407215043p:plain

60g=10g×6=10000mg×6=60000mg であることがわかります。

よって、答えは「60000mg」となります。

 

答え 60000mg 

 

 

(2)0.25tを「kg」にする問題です。

ここで0.25t=0.01t×25であることから、単位変換表の黄色の列を見ると

f:id:nekotohina:20200408154654p:plain

0.25t=0.01t×25=10Kg×25=250Kgであることがわかります。

よって、答えは「250Kg」となります。

 

答え 250Kg

 

 

(3)327Kgを「t」にする問題です。

ここで327Kg=1Kg×327であることから、単位変換表の黄色の列を見ると

f:id:nekotohina:20200406222432p:plain

327Kg=1Kg×327=0.001t×327=0.327tであることがわかります。

よって、答えは「0.327t」となります。

 

答え 0.327t

 

スポンサードリンク 

 

 

問題②

次の重さを( )の中に書いてある単位で表しましょう。

(1)18000mg(kg)

(2)4.3kg(g)

(3)8.05t(g)

 

(1)18000mgを「Kg」にする問題です。

ここで18000mg=1000mg×18であることから、単位変換表の黄色の列を見ると

f:id:nekotohina:20200408191310p:plain

18000mg=1000mg×18=0.001kg×18=0.018kgであることがわかります。

よって、答えは「0.018kg」となります。

 

答え 0.018kg

 

(2)4.3Kgを「g」にする問題です。

ここで4.3Kg=0.1Kg×43であることから、単位変換表の黄色の列を見ると

f:id:nekotohina:20200408215930p:plain

4.3Kg=0.1Kg×43=100g×43=4300gであることがわかります。 

よって、答えは「4300g」となります。

 

答え 4300g

 

(3)8.05tを「g」にする問題です。

ここで8.05t=0.01t×805であることから、単位変換表の黄色の列を見ると

f:id:nekotohina:20200408154654p:plain

8.05t=0.01t×805=10000g×805=8050000gであることがわかります。

よって、答えは「8050000g」となります。

 

答え 8050000g 

 

  

問題③

次の計算をし( )の中に書いてある単位で表しましょう。

(1)20.3kg+856g(g)

(2)67kg+0.08t+5304g(g)

(3)1.89t-52kg-73000g(kg) 

 

(1)20.3kg+856g(g) 

「g」で答える問題なので、それぞれの単位を「g」にしてから計算をします。

f:id:nekotohina:20200408215930p:plain

単位変換表の黄色の列より、20.3kg=0.1kg×203=100g×203=20300g

よって、20.3kg+856g=20300g+856g=21156g

 

答え 21156g

 

 

(2)67kg+0.08t+5304g(g)

「g」で答える問題なので、それぞれの単位を「g」にしてから計算をします。

f:id:nekotohina:20200408234443p:plain

単位変換表の黄色の列より、67kg=1kg×67=1000g×67=67000g

また黄色の列よりも1つ左の列を見ると、0.08t=0.01t×8=10000g×8=80000g

よって、67kg+0.08t+5304g=67000g+80000g+5304g=152304g

 

答え 152304g

 

 

(3)1.89t-52kg-73000g(kg)  

「kg」で答える問題なので、それぞれの単位を「kg」にしてから計算をします。

f:id:nekotohina:20200408154654p:plain

単位変換表の黄色の列より、1.89t=0.01t×189=10kg×189=1890kg

また黄色の列よりも1つ右の列を見ると、73000g=1000g×73=1kg×73=73Kg

よって、1.89t-52kg-73000g=1890kg-52kg-73Kg=1765kg

 

答え 1765kg

 

スポンサーリンク

   

こちらもどうぞ。

www.study.hanatooyatsu.com

www.study.hanatooyatsu.com

www.study.hanatooyatsu.com

スポンサードリンク