今回は小学校算数の概数(およその数)で習う、切り捨て・切り上げのやり方について勉強していきたいと思います。
概数とは?
概数とはおよその数のことをいいます。
細かい数まで考えずにおおよその数で計算をするときによく使います。
概数の表し方には、今回勉強する切り捨て・切り上げとそれから以前勉強した四捨五入があります。
切り捨て・切り上げのやり方
では実際に問題を解きながら、切り捨てと切り上げのやり方を勉強していきましょう。
例題①
「86735」を切り捨てと切り上げそれぞれの方法で千の位までの概数で表しましょう。
答え 〈切り捨て〉86000 〈切り上げ〉87000
例題②
「60007」を切り捨てと切り上げそれぞれの方法で百の位までの概数で表しましょう。
答え 〈切り捨て〉60000 〈切り上げ〉60100
一万の位までの概数にするときには千の位以下、千の位までの概数にするときには百の位以下…というように、切り捨て・切り上げをするときには求める位よりも下の位の数字に注意しましょう。
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例題③
「10982」を切り捨てと切り上げそれぞれの方法で百の位までの概数で表しましょう。
答え 〈切り捨て〉10900 〈切り上げ〉11000
例題④
「26000」を切り捨てと切り上げそれぞれの方法で千の位までの概数で表しましょう。
答え 〈切り捨て〉26000 〈切り上げ〉26000
例題⑤
「26000」を切り捨てと切り上げそれぞれの方法で一万の位までの概数で表しましょう。
答え 〈切り捨て〉20000 〈切り上げ〉30000
まとめ
例題④と例題⑤は同じ「26000」という数に対して切り捨てと切り上げをおこなっていますが、千の位までの概数にするのか、一万の位までの概数にするのかという違いで、答えもこのように違ってきます。
問題を解くときには、どの位までの概数を求めるのかをしっかり確認してから解きはじめましょう。
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