2019年4月1日、「平成」に代わる新元号が「令和(れいわ)」と発表されました。
この新しい元号「令和」は、現在の皇太子さまが天皇となる2019年5月1日の午前0時から使われることになります。
小学生や中学生のみなさんも、学校の授業中にプリントやテストなどに日づけを書くことがありますが、2019年5月1日以降はこれまで慣れ親しんできた「平成○○年」から「令和○年」と変わりますので注意しましょう。
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新元号に使われている「令」と「和」は何年生で習う漢字?
新元号「令和」に使われている漢字、「令」は現在小学4年生で、「和」は小学3年生で勉強します。
(漢字検定においては「令」は7級に、「和」は8級に出ています。)
ちなみに現在の元号「平成」の「平」は小学3年生で、「成」は小学4年生で習います。
それぞれの画数を見てみると「令」は5画、「和」は8画。
「平」は5画で、「成」は6画。
このように見てみると元号には様々な意味もあると同時に、漢字を習い始めた子供たちにも書きやすい、どちらかというと画数の少ない漢字が使われているような気もしますね。
「令」の書き方、どっちが正しい?
テレビで新元号が発表されたのを見て、はじめに思ったのは「令」の書き方についてです。
パソコンで入力すると、この漢字は「令」と出てきます。
国語辞典(明鏡国語辞典 第二版 )で調べても、やはりこの文字が使われていました。
ところが漢字辞典(小学新漢字辞典 )で調べてみると、この漢字は次のように出ているんですね。
「どっちが正しいの?」と困ってしまいそうですが、国語辞典と漢字辞典で1つに統一されていないことから、おそらくどちらの漢字も一般的に通用しているものではないかと思われます。
みなさんが小学4年生で「令」の漢字を勉強するときには、教科書に掲載されている字で覚えることになると思いますが、新元号になってからはどちらの漢字も見かけることが増えますので、どちらも読めるようにしておくといいですね。
「令和」の書き順は?
新元号の「令和」は、小学生や中学生のみなさんにとって、これから何度も書く機会がある漢字。
せっかくなので、すでに習った人もこれから習う人も書き順を確認しておくといいでしょう。
漢字「令」の書き順
「令」の漢字は次のような書き順で書きます。
1画目は右上から左下にはらいます。
2画目も左上から右下にはらいます。
3画目は点ですが、長すぎず短すぎないように書きましょう。
4画目と5画目は、カタカナの「マ」を書くように。
漢字「和」の書き順
続いて「和」の漢字の書き順です。
1画目は右上から左下へはらいます。
2画目は左から右へ。
3画目は上から下へまっすぐに。
4画目は右上から左下へはらいます。
5画目は左上から右下へ。
6画目から8画目は「口」の書き順と同じですね。
6画目は上から下に。
7画目は左から右にいき、そのまま下へ。
8画目は左から右へ。
まとめ
今回は新元号「令和」について書いてみました。
元号が変わる大きな節目というのは、私たちにとってやはり特別であり記憶に残るものです。
いずれ自分たちが親になったときに、次の世代の子供たちにこのときのことを話してあげられるよう、日ごろからニュースや新聞に目を通しておくといいですね。
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