勉強の計画を立てると言うと何だか面倒な感じがしますが、実は勉強の効率を上げるうえでスケジュールを立てることは大切なことです。
ただ漠然と『この学校に合格したい。』『定期テストで良い成績を出したい。』…そう思っていても、具体的に何をしなければいけないのか、そのために必要な学習は出来ているのか、今の自分に足りないものは何なのか、こういったことがわからなくてはなかなか目標達成も出来ません。
今回は、勉強の計画を立てる際におすすめの手帳活用法について書きたいと思います。
勉強用に手帳を使いはじめたきっかけ
わが家では塾に通い始めたのをきっかけに、昨年から子供用に勉強手帳を使うようになりました。
はじめは勉強手帳というよりは、単なるスケジュールの管理が目的でした。
自分の頭の中で予定を把握しているつもりでも、塾に行く日をうっかり忘れてしまうことがあったり、学校の宿題と塾の宿題、それぞれいつまでに何をしなくてはいけないのかを覚えているのが大変になってきたからです。
このように、大切なことは勉強用のスケジュール帳に書き込んでおくと、忘れることがないので安心です。
スケジュール帳は、私たち親のスケジュール帳とはしっかり分け、子供用のものを作ってあげることで自分の手帳だという意識も出てきます。
お子さんが小さいうちや慣れないうちはどんな風にスケジュール帳に書き込むのか、どんな風に計画を立てたらいいのかを教えながら、実際に一緒に計画を立てていくといいでしょう。
勉強のスケジュールを立てることで得られたメリット
スケジュール帳を使いはじめるうち、手帳にはテストの日程も記録するようになりました。
テストの日程を書き込んだことで、これまでなんとなく準備をしていたテスト対策にも変化が起きるように。
まず、スケジュール帳を眺めるたびに『テストまであと何日』あるのかがひと目でわかります。
テストの日を意識するようになったことで、教科ごとその日までに具体的に何をしたらいいのかを考えるようになりました。
時間があると思うとダラダラしてしまう勉強も、限られた時間しかないと思えば必死になりやる気も出てくるものです。
何から手をつけたらいいのか、優先順位は?
…このように子供が自分の問題として、自分の頭で考えることが出来るようになってきたのは手帳のおかげです。
他にも、先の予定を見越して行動できるようになったことで、宿題を余裕を持って終わらせることが出来るようになったことや、忘れ物が減ったことなど、手帳を使いはじめたことで得られたメリットはいくつかあります。
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おすすめの勉強手帳は?
勉強の計画を立てるために使う手帳ですが、どのようなものが使いやすいでしょう?
現在わが家で使用しているスケジュール帳を参考にさせていただくと、勉強手帳として使う場合にあるといいなと思うものは、1か月の予定がひと目で見られるカレンダー形式のページと、それからもう1つ。
このように、一週間の予定が時間単位で書き込めるようになっているページです。
1か月の予定が書き込めるカレンダー形式のページには、学校行事・塾の予定・宿題の提出期限・テストの日程・目標などを書き込みます。
わかっている予定については1か月、2カ月先…と、約1年先のことまで書き込むことが出来るので、このページを見ることで未来のことをイメージしやすくなります。
日々の勉強計画については、時間単位で書き込めるようになっているページを使います。
何時から何時までどの教科を勉強するのか、教科書や問題集の何ページから何ページまでを勉強するのかなど、具体的に記入することでその日にすることが明確になります。
スケジュール帳のサイズは?
市販されているスケジュール帳を見るとサイズは様々ですが、わが家では大きめのサイズのものを意識して選ぶようにしています。
スケジュール帳のサイズが小さいと、カレンダー形式のページに書きこめる量が限られてしまい、後で見返したときに文字が小さく見づらいからです。
普通のスケジュール帳を勉強手帳として使う場合は、このようなことに気をつけて選ぶといいでしょう。
専用の勉強手帳を使うのもおすすめ
これから新たに勉強手帳を用意されるという方、もしくは中学生・高校生のお子さんが自分で計画を立てようと考えている場合には、このような手帳もあります。
ふりかえり力向上手帳
3年後に自分は何を成し遂げたいのか、どこに到達したいのか。
そのためには1年後どのような自分でいたいのか。
さらに半年後の自分は…。
と、将来の夢や目標から逆算して、そのときそのとき自分に必要な目標を意識することが出来る手帳。
目標や計画を書いて書きっぱなしにするのではなく、1週間・1か月・3か月単位で振り返りも行います。
良かったことも失敗も活かし、次に繋げる。
子供の勉強手帳としてだけではなく、大人の私たちも自分用として使ってみたくなる手帳です。
ふりかえり力向上手帳には、年度の途中からでもはじめられる自分で日づけを記入するタイプと
日づけ入りのものがあります。
まとめ
今回は、勉強の計画を立てる際に使いたい勉強手帳について書きました。
日々の勉強内容を記録をすることで、効率アップやモチベーションアップにもなりそうな手帳活用法。
お役立ていただけたらと思います。
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