小学生・中学生・高校生の勉強

算数・数学・国語を中心に小学生・中学生・高校生の勉強や夏休みの宿題・おすすめの本について書いています。

星座早見の使い方

小学校4年生で勉強する、星とその動き

このときに使用する星座早見の使い方について、今回は書いてみようと思います。 

 

 

星座早見って?何に使うの?

星座早見は、星や星座の位置を探したいときに使います。

例えば今日の夜8時頃、北の空にはどんな星が見えるのか確認したいと思ったときに星座早見を使うと、その時間に見える星の様子が星座早見の窓に見えるようになっています。

星空観察に出かける際にあらかじめ確認しておくと、どの方向にどの星座が見えるのかがわかるので、星座を探すときに便利なんですね。 

 

これはわが家で使用している星座早見。

以前、星空観察に出かけた長野県の野辺山高原にある野辺山宇宙電波観測所内の売店で購入したものです。

星座早見にはこれ以外にもいくつかのものが出ています。

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星座早見の使い方

では、星座早見の使い方を説明します。

8月10日18時の星の様子を調べたいときにはこのようにします。

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星座早見盤の円の内側には、円に沿って『18時・19時・20時…』というように時間の目盛りが書いてあります。

星の様子を調べたい時間が決まったら、月日の部分をくるくると回し、時間の目盛りと観測する月日の目盛りを合わせます。

8月10日18時の場合は、上のようになります。

(上の写真の黄色の丸で囲んである部分がそうです。)

兵庫県明石市を通る東経135°の位置で観測する場合は、上の写真のように18時の中でも大きな赤い△を合わせるようにします。

次に、星座早見盤に記載されている東西南北を確認し、自分の見たい方角が下に来るように星座早見盤を持ちます。

例えば北の方角の空を観るときには、このように北が下に来るように持ち、北の方角を観察します。

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経度による補正の仕方

日本で同じ日の同じ時間に同じ方角を観ても、自分の住んでいる場所により、見える星は若干変わります。

そんなことから、星座早見盤では経度による補正が出来るようになっています。

(星座早見の種類により経度による補正の仕方は違うこともあるので、補正の仕方はご自分の使う星座早見の説明に従ってくださいね。)

今回は、わが家の星座早見盤の補正の仕方を参考に紹介します。
 

下の写真の左上にもあるように兵庫県明石市を通る、標準時の東経135°は赤い大きな△ですが、例えば那覇の東経は約127°(主要都市の経度は星座早見盤のなかに記載されています。)

那覇で星空観察をする場合は、18時の中でも標準時の赤い大きな△ではなく東経127°の水色の小さい△で月日の目盛りと合わせるようにします。

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経度による補正がある場合はこのように補正をし、あとは自分の観たい方角が下にくるように星座早見盤を持ち、その方角の空を観察します。

 

慣れるまでは使い方の難しそうな星座早見ですが、一度使い方がわかるとすぐに使いこなせるようになります。

星座早見の使い方は小学校の理科で習いますので、勉強の予習・復習やお子さんと星空観察に出かける際にお役立ていただけたらと思います。

 

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