小学生の学力は、本気でやればやった分だけ伸びるような気がします。
この2か月間、わが家では苦手科目の1つである社会を克服しようと、他の教科よりも時間をかけて社会の勉強に取り組んできました。
実は、先日行われた四谷大塚の全国統一小学生テストの対策も、全ての教科行いたかったのですがそんな気持ちを抑え、社会中心にしたんです。
勉強する教科を絞ることは結構勇気のいることですが、まずは苦手科目を1つでも少なくすることで、子供に自信をつけさせてあげたいなと考えました。
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学校のテストと学習塾のテストは違う
なぜこのように考えたかというと、学習塾のテストと小学校で行うテストとでは難易度が異なること、基本的なことだけ勉強していても塾では簡単に点数はとれないということに気がついたからです。
学校で教わったことをしっかり自分のものにする。
これまでの家庭学習では学校の授業を基本に行ってきたので、基本的な内容のテストではそれなりに点数もとれていました。
だから、苦手科目があるという意識はなかったんですね。
どれも同じぐらいの習熟度に達していると勘違いしていました。
塾へ通い始めて難易度の上がった問題を解いてはじめて、教科ごとに差があることがわかったんです。
みんなが点数を取れるため差の出にくい学校のテストと違い、塾のテストでははっきり順位にも出てきます。
このような出来事は子供にとっては少しショックだったようですが、現実と向き合ったことで次の目標も決まり、気を引き締めることが出来たと思います。
塾に通いはじめるタイミングは、先日も書きましたが子供がやる気になったこのタイミングで良かったと今でも思います。
でも塾には通わなくても、学校以外の場所で定期的にテストだけは受けられるものなら受けておくといいですね。
四谷大塚の全国統一小学生テストでも学習塾で行っているテストでも、私たちのように家庭学習だけで安心してしまわないよう、こういった場所で定期的にテストを受け、子供の現在の様子を知っておくことは大切なことだと思いました。
苦手科目克服に向けて取り組んだこと
本来なら社会の教科全体を勉強したいところですが、時間的にそのような余裕はないため次のような方法をとることにしました。
具体的にどのようなことを行ったかというと、塾で受けて戻ってきたテストを確認してみると、同じ社会の領域の中でも点数のとれている分野とそうでない分野があることがわかります。
すでに点数のしっかりとれている領域はそのままにして、他と比べ明らかに点数の取れていない領域を中心に、テキストを読んだり問題を解く時間を多くとりました。
解けなかった問題は、 時間を置いてもう一度解いてみます。
このようなことを繰り返して、同じ社会の中でも苦手な領域を1つずつなくしていきました。
2か月集中して苦手科目の克服に取り組んだ結果
社会は覚えることが多い教科なため、勉強をする時間をとればとっただけ効果があると感じます。
テストの点数や偏差値にも早い段階で変化が出てくるんですね。
社会に力を入れている間、他の教科にはほとんど手がつけられなかったので、全体的には大きな変化はありません。
むしろ得意科目だったはずの教科が不調になったり、いいときと悪いときの波があったり、安定しない結果にはなりました。
でも、 本気で取り組めば伸ばすことが出来るという経験をしたことは大きいです。
この取り組みは私たちにとって大きな収穫になりました。
やれば出来るという自信が子供の中に生まれ、テストが楽しみだと口にするようにもなりました。
全体的な底上げをしたいので、社会の次はいよいよ国語に手をつけて見ようと思います。
読書量の少ないわが家の子供にとっては、解くことが難しい長文問題。
社会と比べるとすぐには結果の出ない領域だと思いますが、諦めずに取り組んでいきたいです。
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